多くの企業様や飲食店様が多数入居しているテナントビルの電力量計（電気メーター）５４台を更新いたしました。あまりご存じの方がいらっしゃらないかもしれませんが、『計量法』という法令により電力量計の有効期限が７年であることから、今回の工事に至りました。

電力量計更新工事では停電を伴いますので、今回工事では一番お客様に影響が少ない土曜日の夜間11:30から翌朝6:00までの停電を前提に各テナント様に事前アナウンスをし、弊社スタッフ15名での作業となりました。
時間内に確実に作業完了させなければならない為、『段取り８分、仕事２分』を念頭に置き事前準備を徹底いたしました。

特にこのような料金課金に関連してくる工事の場合は、ミスが許されないので新設・既設メータの読み取りと共に写真での記録が重要になります。１班２名体制での作業とし、結果的にトラブルもなく予定時間よりも早く停電復旧することができました。

有効期限が切れた電気メーターを使用した場合、計量法の第17条には「６か月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」とありますので、高圧受電の建物を所有されているオーナー様は是非、電気メーターの有効期限をご確認ください。