４階建てビルの屋上にあるキュービクル内のLBS更新工事を行いました。
キュービクルやそれに付随する設備は、良好な状態を維持するために、毎月（隔月）に一回の月次点検と毎年一回の年次点検が法令により義務付けられています。今回は、年次点検の際にLBSが絶縁劣化の状態にあるとの指摘を受け、更新工事を行うことになりました。
絶縁劣化とは、絶縁抵抗が低くなり電気が漏れやすくなっている状態です。 絶縁劣化が進むと、本来電気が流れる道以外への漏電により、機器の故障、感電、火災などの危険性がありますので、LBSの経年劣化が目立つときは、地絡・短絡事故を防ぐ安全対策として、LBSの交換工事をご検討ください。

工事を行う際は全館停電となるため、今回の工事は夜間に行いました。
この日はあいにくの雨だったため、工事の際にキュービクル内に雨水が入らないよう、予定より１時間早く現場に入り、キュービクルの上にブルーシートを敷いて養生しました。
作業中も降り続く雨水がキュービクル内に入らないように注意しながらヒューズの交換を行いました。