受変電設備
昭和39年建設の知る人ぞ知る・・昭和の著名人たちが愛した有名ビンテージマンションです。当時では画期的な建物全体や共有部の空間設計、細部の素材にまでこだわりが貫かれた建物の心臓部である、受変電設備の引込点から配電設備までの総入れ替え工事を施工させていただきました。既存受変電設備を運用したまま、新規に受変電設備を新設しました。
エントランス付近に新規で高圧受変電の引込設備を設置したため、外観を損ねないように場所や配置、色などを施主様、設計、東京電力と綿密に打合せを重ね、基礎形状からタイル選定まで配置図面を何度も修正し決定いたしました。
新規キュービクルの設置場所が地下室となり搬出入路及び間口が大変狭く、工場で組み立て試験後、分解搬入し、現地地下設置場所で再組立て施工を行いました。
既存設備を運用しながらの施工であったため、工程表・搬入計画・停電計画などを作成し、お知らせを掲示・投函して住民の方に充分に理解を頂いたうえで施工にあたりました。