その他工事内装工事
開閉器盤室の絶縁測定や共用盤更新等のメンテナンスを中心とした工事で、10年以上の長期に渡りお付き合い頂いているマンションの管理組合様より、感震ブレーカーの必要性を打診頂き、各戸内分電盤更新工事を施工させて頂きました。
築後40年以上が経過していることから、基本的には全戸の分電盤を【感震ブレーカー付分電盤】に更新致しましたが、内装工事の際に分電盤を更新済の居住者様もいらっしゃり、その場合には現在の分電盤に【感震ブレーカー】のみを増設することと致しました。
【感震ブレーカー】とは、震度6程度の地震波を感知した際、ブザーでお知らせしながら約3分でメインの漏電ブレーカーを遮断するという器具で、感電などの二次災害につながる危険を回避するものです。
分電盤更新工事は、各世帯におきまして1~2.5時間の全停電作業が発生いたします。居住者様のご都合をお聞きしながらタイムスケジュール表を作成し、1名の作業員が1日に3面、4名の作業員で月曜日~土曜日で完結するように計画を立てました。綿密な工程スケジュールにより、短期間での施工が可能となりコスト削減に繋がります。
今回工事の様にお客様のお部屋内立ち入り作業を伴う場合は、特に管理組合様のご協力が不可欠となりますが、住民説明会の開催から、各戸の既設盤調査・日程アンケート調査等、管理組合の方がご対応くださりました結果、大きな問題もなく予定通りの日程にて工事を完了することができました。